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畑のつぶやき
夫婦ふたりで毎月書いてきた26年目の「畑のつぶやき」。
「スタッフを雇用するようになり、数年前からスタッフにも書いてもらうようになりました。」
日々の日常から、秘めた気持ちまで。おもいおもいにつぶやきます。
毎月更新します。
【12月】せきらら。のらくら。そしてこれから。
岩手県出身33歳、男。高校生の頃から夢見ていた服の仕事を生業として約10年間全力投球してきましたが、イロイロありまして......離脱。力仕事でしのぐ日々を経て、6月よりのらくら農場に参加させて頂いています。佐々木拓弥、農場ではタクヤンと呼ばれています。共に暮らす、料理上手...
【11月】迷いの途中
グーグルマップのナビに言われるがまま車を走らせると、風の形がわかるほどまだ柔らかな稲が青々と道を囲んでいます。そんな美しい田園風景を横目に、緩やかな傾斜を少しづつ上がり、夏の木々が水面に映る湖の畔にその農場はありました。大阪から六時間。遠いような近いような道程の中で、長野と...
【11月号】足りない9月
2月に超綿密な作戦を立ててシーズンに臨みます。小さな畑セットの個人宅配のお客様の分は、この時期にこういうセットを組むというのを予測して作付け量を決めます。お店などの流通業者さんの分は、年間の出荷可能な作物の予定表をエクセルで組んで担当者さんに送ります。週別での予測数の返信を...
【10月号】農家の雇用
<はじめまして> 千葉県市川市から佐久穂町に来て早や8年目を迎えます、「石井勇次」と申します。生まれ育ちは東京の江戸川区出身です。年齢は萩原さんと同じ47歳です。妻と子供2人の4人家族です。宜しくお願い致します。 <農業をはじめたきっかけ>...
【10月号】収穫作業
収穫の段階で、野菜の大きさをそろえる、出荷できるものだけをとるのが大切になります。ミーティングで大きさを確認していても、収穫したものを畑から持って帰って机の上に置いてみると、「あ~、これちょっと小さすぎ」ということがよくあります。初心者ほどその傾向が強くなるので、収穫の途中...
【9月号】事務所⁈のつぶやき
こんにちは、スタッフのカヨです。私は今年、出荷担当ということで、パソコン仕事も多くなりました。FAXやメールでいただく注文を販売システムに入力したり、複雑になってきた出荷作業をみんなが迷わず進められるよう準備をしたり。作物の収穫量が減ってきた時は、なるべく急な欠品を起こさぬ...
【9月号】一歩づつ
もう8年くらい前だったかもしれません。農業同期ともいえる、茨城の久松農園の社長がうちにスタッフを連れて見学に来てくれました。その時、久松さんから「みんながみんな、萩さんに聞かないと進まない状態はかなり大変だね」と言われ、そのことがずっと頭に残っていました。その後、おかげさま...
【8月号】前半戦報告
前半を振り返ってみます。 3月に東京で夏日が記録され、まあ3月は暑いこと。標高1000メートルの高原では過ごしやすいですが、育苗が大変です。どんどん伸びてしまいます。苗は早くできれば良いものでもないので、暑さに四苦八苦しました。その後は、週に一・二度、柔らかな雨が降ってくれ...
【8月号】身についたもの
皆様、こんにちは。「危険な暑さ」と表現される厳しい暑さの中、いかがお過ごしでしょうか。本当に熱中症には注意してくださいね。 今回の「畑のつぶやき」が絶妙なタイミングとなりましたので、ご報告いたします。今年で5年目、32歳の私、タツは結婚致します。相手は、以前、私が青年海外協...
【7月号】野菜を通じてできること
今年は例年、秋に開催していた収穫祭を「これからできてくる野菜を見て頂き、ワクワクして頂こう!」ということで6月の頭に開催しました。僕は今年でのらくら農場3年目になります。3年目になって少しは周りを見る余裕が出てきたからか、1年目の時のように自分の役割を果たすのに精一杯の収穫...
【7月号】7つ目の味
収穫祭でもうひとつ、私が印象に残ったお話を。 「野菜を食べている時に、そこの風景を想像しながら食べているんです。それは、ただ食べているのと違う気がするんです。そして、今回収穫祭に参加して、その想像していた風景が目の前に広がっていて、自分でもびっくりしました!(笑)今回、見に...
【6月号】中量生産
先日、長野県小諸市のわざわざさんで、トークセッションにお呼ばれしました。わざわざさんは、畑の真ん中にぽんつんとあるパンと日用雑貨のお店です。田舎でパンと雑貨なんて憧れるような業務形態ですが、僕が考えるに最も難しいはずなのです。ところが、とてつもない工夫の積み重ねで、「田舎で...
【6月号】どっぷり農業女子です
はじめまして、こんにちは。食べること大好き!食べている時が一番幸せ(⋈◍>◡<◍)。✧♡新人のカーリーこと杉山です。「ここの農場おもしろそう!」その気持ちだけで長野に来て早3ヶ月。 <私が思っている農業> 自然の恩恵や脅威を肌身で感じ、命をつなぐための"基"を作るお仕事。夏...
【5月号】野菜の出荷が5月下旬からはじまります!
新たに年間スタッフ2名、期間スタッフ4名を採用し、合計12名で頑張ります!通信で畑の様子やスタッフのつぶやきも掲載していきますので、よろしくお願い申し上げます。今年は雪解けも早かったので、畑の準備も順調に進みました。新鮮で元気ある野菜をお届けできるようスタッフ一同頑張ります...
【5月号】癒やし系
(通信を楽しみにしているお客様から、「以前、通信に載っていた子どもさん達の話に癒やされていました!」と伺ったので久々に子どもネタを書いたのですが、今までスペース的に入る余地がなく、結局一年前の話題となってしまいました) 最近の末の娘との会話がなんとも楽しくなってきました。女...
【5月号】新学期
わたくしごとですが、新学期、新しい生活にも徐々に慣れてきました。出会いと別れ...春は少し心が揺らぎます。長男が家を出て、家族が一人減り、4人での暮らしが始まりました。やっと一人子離れして少し楽ができるかなと思っていたのに、いざいなくなってしまうと、子どもの存在感の大きさを...
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