【1月号】今年のテーマここに来てからの10ヶ月、仕事に環境に慣れることに必死でした。初めて与えられた担当は育苗(いくびょう)というお仕事です。春のレタス・スナップエンドウ、夏のトマト・ピーマン・ズッキーニといった果菜類にシソ・ミツバなどの香味野菜、秋冬のケール・ブロッコリー・白菜など。作物を栽培...
【12月】せきらら。のらくら。そしてこれから。岩手県出身33歳、男。高校生の頃から夢見ていた服の仕事を生業として約10年間全力投球してきましたが、イロイロありまして......離脱。力仕事でしのぐ日々を経て、6月よりのらくら農場に参加させて頂いています。佐々木拓弥、農場ではタクヤンと呼ばれています。共に暮らす、料理上手...
【11月】迷いの途中グーグルマップのナビに言われるがまま車を走らせると、風の形がわかるほどまだ柔らかな稲が青々と道を囲んでいます。そんな美しい田園風景を横目に、緩やかな傾斜を少しづつ上がり、夏の木々が水面に映る湖の畔にその農場はありました。大阪から六時間。遠いような近いような道程の中で、長野と...
【11月号】足りない9月2月に超綿密な作戦を立ててシーズンに臨みます。小さな畑セットの個人宅配のお客様の分は、この時期にこういうセットを組むというのを予測して作付け量を決めます。お店などの流通業者さんの分は、年間の出荷可能な作物の予定表をエクセルで組んで担当者さんに送ります。週別での予測数の返信を...
【10月号】農家の雇用<はじめまして> 千葉県市川市から佐久穂町に来て早や8年目を迎えます、「石井勇次」と申します。生まれ育ちは東京の江戸川区出身です。年齢は萩原さんと同じ47歳です。妻と子供2人の4人家族です。宜しくお願い致します。 <農業をはじめたきっかけ>...
【10月号】収穫作業収穫の段階で、野菜の大きさをそろえる、出荷できるものだけをとるのが大切になります。ミーティングで大きさを確認していても、収穫したものを畑から持って帰って机の上に置いてみると、「あ~、これちょっと小さすぎ」ということがよくあります。初心者ほどその傾向が強くなるので、収穫の途中...
【9月号】事務所⁈のつぶやきこんにちは、スタッフのカヨです。私は今年、出荷担当ということで、パソコン仕事も多くなりました。FAXやメールでいただく注文を販売システムに入力したり、複雑になってきた出荷作業をみんなが迷わず進められるよう準備をしたり。作物の収穫量が減ってきた時は、なるべく急な欠品を起こさぬ...
【9月号】一歩づつもう8年くらい前だったかもしれません。農業同期ともいえる、茨城の久松農園の社長がうちにスタッフを連れて見学に来てくれました。その時、久松さんから「みんながみんな、萩さんに聞かないと進まない状態はかなり大変だね」と言われ、そのことがずっと頭に残っていました。その後、おかげさま...
【8月号】前半戦報告前半を振り返ってみます。 3月に東京で夏日が記録され、まあ3月は暑いこと。標高1000メートルの高原では過ごしやすいですが、育苗が大変です。どんどん伸びてしまいます。苗は早くできれば良いものでもないので、暑さに四苦八苦しました。その後は、週に一・二度、柔らかな雨が降ってくれ...