【8月号】これからの人生、何に時間を使っていくか…?大学を卒業してからこれまで十数年間、東京でサラリーマンとして働いてきた。就活時、自分のやりたい事は分からなかったが、一人ひとりが自分の仕事・事業・会社について主体者として楽しそうに語り思い切り働いていると感じた会社に、この人達と一緒に働いて成長したい!と思い入社を決めた。素...
【7月号】醸す(かもす)期間スタッフ三年目のゆうです。農場ではスナップえんどう、丸さやいんげん、秋作育苗担当をさせてもらい、冬季は酒蔵で酒造りに励んでおります。 好きな言葉に醸す(かもす)という言葉があります。 一つ目の意味は穀類を麹(こうじ)にし、水を加えて、酒・醬油(しょうゆ)などを作る。醸造...
【6月号】季節の移ろい突然ですが皆さんの得意な『感覚』は何ですか? 人間は視覚・嗅覚・聴覚・触覚・味覚を組み合わせる事で様々な事象や物事を知覚していますが、どうやら人それぞれに得意な『感覚』があるそうです。人間以外の動物は顕著ですよね、犬は鼻、フクロウは目といったように。...
【2月号】続けてみた先に2月3日に、本が無事発売となりました。実物が届いたときは、正直ピンとこなくて、後からジワジワきた感じです。まわりの方が感想を伝えてくださって、「本書いたんだなあ」と実感が湧いてきました。いまのところAmazonの農業書ランキング1位だそうです。すぐに陥落すると思いますので、...
【1月号】ONION & UNIONん~~~ん ♪♯☆ 思わずその喜びが声に出る。 目は優しく閉じて、鼻の穴は心なしか広がって、唇は優しく瞑って口角が上がり、まるで心が喜んでいるかのように頭は左右にゆっくりと揺れる。この感嘆を文字に表すと『ん』から始まる気がする。アイウエオの50音の最後の音。そしてこの文字か...
【12月号】本気で対応すれば良い事しか起こらない僕は琴線に触れる言葉を集める事が好きで日々いそいそと書きためております。 日頃お世話になっている皆様にのらくら農場の日常で集めた言葉を通して農場を垣間見てもらえたら楽しいかもと思ったのでそれを中心に書いてみます。 以下マッキーメモより抜粋...
【11月号】染まる暦では霜降ー。露が霜に変わる頃、山々は紅葉し、農場の野菜も色物が加わってどこか紅葉しているように思えます。農場のある佐久穂町は初霜が10月20日頃と言われているそうですが、今年はちょうどその日に初霜が降りました。佐久穂の寒さは凍る寒さです。積雪は比較的少ないですが、地面が凍...
【10月号】いんげん失格初めまして。のらくら農場で生まれた萩原駆です。大学2年生の夏休みにのらくら農場にお邪魔しました。コロナ渦中だったので、家に帰ると自分の通った跡を母が消毒液を振りまけて辿ってきました。まあ、それは仕方のないことですけれど、母親に消毒液をまかれるのは何とも言えない気持ちでした。...
【10月号】夏の終りに想うこと農場の夏が終わりを迎えようとしている。 すっかり空気も入れ替わり、秋の七草の桔梗が咲き、農場へと続く道にあるオニグルミが実を落としはじめ、速度を加速しながら秋へと季節が移ろぐ。あれだけたくさん実っていたキュウリやトマトも終盤を迎え、慌ただしく秋作の準備が進んでいる。肌寒くな...