夏の朝、ケール収穫の様子。帽子には虫よけ用のオニヤンマをつけています。
はじめまして!こんにちは、のらくら期間スタッフ最年少のはのんです。
最年少というのは、5月にのらくらに来た時18歳で、通信の大学に通いながらだからです。
去年の2月から実家のある大阪で畑を1.6反借りて農業を始め、農業の勉強も兼ねて長野にやって来ました!
私がのらくらに来たいと思った1番の理由は、去年の8月に家族で見学に来た時、忙しい出荷作業の中、スタッフの皆さんが全力で頑張ってる姿と、代表の紀行さんがキラキラしていて「この人達と働きたい!」と思ったことです。畑も見に行って、こんな素敵な自然の中で農作業できたら幸せだなぁ、したいなぁと思い、一か八か、期間スタッフの応募に申し込みしました。現役大学2年生が、農業と学業の両立をしようという、のらくら初の学生でした。
これまでも期間スタッフや夏の1、2ヶ月に来る学生さんはいたらしいのですが、皆さん学校を休学して来ていたそうで両立できるのかととても心配されました。スタッフの先輩方からも、農作業がしんどくて休みの日も映画すら見れないよと大変さを教えてもらい、それプラス学業となると本当に大丈夫?と3度ほど確認されました。皆の心配を押し切って、それでもやりたいです。やらしてください。と採用に至りました。
面談の最後に農作業大変だから体鍛えておいてねと言われましたが、鍛える間もなく4月になり足腰だけでもと思い、妹と1ヶ月間だけ寝る前にソーラン節を全力で踊ってました。そのおかげか春の収穫で、20キロ近くあるミニ大根を2コンテナ3コンテナ持ってもピンピンしてました。
正直実家の畑の方がしんどくて、お休みの曜日を決める際、週1でお休みもらえるんだと思ったほどです。去年1年間実家の畑を頑張ったおかげか、のらくらの大変な農作業もやりきれてます。毎日があっという間で気付いたら夕方で「えっ、もう終わり?」ということが多いです。楽しんでます!
今までの作業で1番心踊る作業は、トマトの灌水とジャガイモ掘り、大根類の収穫、野沢菜の漬物作業です! 1番って言っても、一つに決められず、好きな作業がたくさんあります。
自分の所属しているチームが大根やじゃがいも等を担当しているチームで、とても(・・・)がつくほど肉体作業が多いです。おかげで1コンテナ20キロ近くあるジャガイモを2コンテナ重ねて運べるくらいには体が鍛えられました。
圃場長がお休みの日に、代理でなる1日圃場長を2回させてもらって、今年圃場長のたかさんがどれだけすごいか身をもって知りました。
どの作業を先にやるか、誰を配置するか、次は何をするか常に頭をフル回転させて全体を見て指示を出したり大変でした。でも、やりがいがとってもあって1日圃場長楽しかったです。
ここに来て1番の成長を実感するのはまかない作りです。最初の頃は下準備が必要で、時間内に終わるよう、野菜を前日に切ってもって行ったりしてました。それが今は、当日まかない担当ということに気づいても、5品作れるようになりました。午前中は何を作ろうかと頭の中でぐるぐる考えておいて、出荷できない自家用野菜の中から5分くらいで選んでキッチンに行きます。調味料が切れてる時もあるので、そこは臨機応変に味付けをしたり、最後に5分とか少し時間が余ったら、「もう1品作るか!」と思うようになりました。
紀行さんが「11月ぐらいになると、みんなできるようになるんだよね」って言ってたの本当です。1時間で20人前、作れるようになりました!のらくらに来たら、車の運転と料理の腕は必然的に上達します。去年の12月に免許を取得した運転初心者、料理も普段あまりしない私が自分の成長を実感してます。運転はまだまだですが、最初の頃より上達しているとは感じるので、調子に乗らずに慎重にやっていきたいと思います。
代表夫婦は父と母、先輩や同期のみんなはお兄ちゃん、お姉ちゃんという感覚で、これがのらくらファミリーかと思って過ごしてます。私は兄弟の中で1番上で、ご近所さんも私より年下の子ばかりの環境で育ったので、今の環境は新しくて新鮮です。
学業の方は、今年の前期が過去イチ成績が良かったです。後期はまさに今!これを書いてる11月が課題の提出期間です。休みの日と元気がある夜に授業を見たり課題をやったりしています。
初めてのことが多すぎて、のらくらに来た今年は人生の中でとっても濃い7ヵ月になってます。
私は他のスタッフより早くここを出るので、スタッフ最年少、怪我も病気も無く、終わりまで全力で楽しみ、笑いながらやりきりたいと思います!
書きたい事がありすぎて下手な文章ですが以上、はのんでした!
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