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【12月号】激動の2022


メディアが伝えるニュースでは必ずこう言われます。「食品〇〇点以上、10月一斉値上げ。ただし、青果・米は除いて」「消費者物価指数40年ぶりの上昇。ただし、青果・米以外」野菜とお米は、笑っちゃうくらいに値上がらないんですね。農家に余裕があるのではまったくなく、これは仕組みの問題なのです。資材は1.5倍や2倍はざらになりました。身近なところでも、生産者の倒産・廃業は耳にするようになってきました。特に、畜産大手の倒産が相次いでいます。飼料が3倍ですからね。「このタイミングで?」と思われるのですが、農場の出荷施設の建設がスタートしました。建築資材も高騰して、結局6千万円くらいかかりそうです。僕が好きなデカルトの言葉、「困難を分割せよ」を胸に、次々襲いかかる難問を捌(さば)いていきます。諦(あきら)めない。やけにならない。これを念仏のように唱えてきた一年でした。来やがれ困難。このヒリヒリする日常を面白がってやろうじゃないの、と思っています。今年、のらくら農場の栽培・経営状況は、概ね良好となりました。昨年出た改善点、267個。これを片っ端から潰していってくれたスタッフには感謝です。建設費浮かすために、壁はみんなで塗ろう。楽しみです。


                     代表 萩原紀行

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