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2022年12月24日
畑のつぶやきを更新しました。
大分で就農。3年自分で経営してみて、一度立ち止まろう。そう考えて、うちの期間スタッフに応募してくれました。運営方法や栽培の根本的な考え方を習得するのに、一度自分でやってみて、立ち止まったとき、というのは、吸水ポリマーくらい、吸収力があると思う。僕が就農3年目のとき、そんな判断はできなかっただろうな、と、この時点で彼の実力を認めざるをえない。
そんなツッチーが、約束の任期を終えて大分の家族の元へ。動き、段取り、思考方法とも、すでにプロという実力でした。休日には、他の農家に行って、一緒に作業して自分の目指すところを探る。熱がすごいわけです。
きっと数年後には、大分のその地域で、中心的な存在になるのではと思う。
それにしても、3人目のお子さんが生まれたばかりのときに、「行っておいで」と背中を押した奥さんの凄さよ。
夜、ツッチーの施肥設計の相談に乗っているとき、それなりにかさむ肥料代の金額を考えていると、うちのスタッフが、コストについてゾワゾワするのは、こちらにとっても、良い刺激でした。
彼の決算書を見て、経営の相談3時間一本勝負のときは、結局、何をやりたいのかという根本的な問いに行き着く。それは、僕にとっても自分を顧みることになりました。
「ツッチーと仕事して、嫌な思いする人はおらんかったと思います。」と言った送別会でのタカちゃんの言葉は、のらくらメンバーの総意です。
絶対泣きそうもない彼をうるうるさせたのは、さすがのらくらスタッフ。軽トラックで大分まで帰る姿を見送ると、「そこまでして農業やりたいのか」というヤツしか、新規就農で生き残ることなどできないのだろうな、と思うのでした。
ごっついミニオンと皆は呼ぶ。
ぜひご覧ください。
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