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【2024年10月号】農業って面白い!とにかく楽しい!!!


ある日のお茶の時間です。ちょっとひと息の楽しいお喋りの時間です!


はじめまして。5月から期間スタッフとして働いている沖縄出身のりーなーです。沖縄では二文字の名前は、なぜだか伸ばして呼ばれます。なので、農場のみんなにも沖縄を感じてほしくて、りーなーと呼んでもらっています!


5月。初めての長野は、寒い、寒い、寒い。私は6月ごろまでヒートテックを着ていました。「あれ?宮古島では3月には海で泳いでいたけどな。。。」こんなにも気候が違うのかと驚くことばかりでした。また、私が住んでいた宮古島は山がなく、ほぼ平地なため、山に囲まれた農場で毎日表情が変わる山々に感動し、海とは違うエネルギーを日々もらっています。


実家が農家の私ですが、天候に左右されたり、立地の不利さなど、日々大変そうな両親をみて「絶対に農業なんてしない。」そう心に決めていた学生時代でした。それがなぜだか、かぼちゃの栽培を手伝ったことがきっかけで、農業が楽しい、面白いと感じるようになりました。


かぼちゃ栽培は父も初めてで、出荷グループで出荷予定量が少ないからと声がかかり、栽培することになりました。その圃場で初めてカボチャを栽培したからということもありますが、収量も品質もとても良くできました。


「かぼちゃは、成長点のツルをみて、肥料の加減を判断するらしいよ」と父。詳しく知りたいと私が言うと、かぼちゃを作るのは初めてだから分からない、という返答でした。なにそれ!と思ったのと、ツルはどう違うのだろう?と気になり、分かるようになりたいと思いました。

また、学生時代は嫌々手伝っていたため気がつきませんでしたが、協力して作業をすると、1人増えたから作業が2倍に進むだけでなく、作業内容によっては3倍にももっと進むこともあり、1+1が3にも4にもなることを知り、誰かと協力して何かを作るってすごいことなんだなと体感することができました。


農業の面白さに気づいた私ですが、父に農業はいつでもできるから違う経験もした方が良いのではないかと勧められ、事務職の仕事に就きました。しかし、やっぱり農業がしたいという気持ちが強くなり、栽培やチーム作りについて学びたく今に至ります。


のらくら農場では驚くことばかりですが、特に雰囲気が素敵です。怒ることが禁止のため、伝え方が優しく、こうしなさいではなく、こうすると作業が早くなるよとアドバイスをし、改善すると「いいですね‼」と褒めてくれます。常になんでも楽しくやりたいと思っている私は、そういう言い方だと角が立たずに伝えられるなと勉強になります。


人と働くときは言葉選びや伝え方が大切だと考えており、伝え方ひとつで対応ややる気が全く違ってくると感じています。相手に対しても大切ですが、自分自身も何をするにしても「楽しい!」と言葉に出して言ってみます。大変なことも、「楽しい!」と言ってみるとなんだか楽しくなります。やりきるのが楽しいのか、具体的に何が楽しいのか分からないこともありますが、まずは「楽しい!」と言葉に出してみることで大体のことは楽しくできてきました。


のらくら農場では、沖縄とは栽培形態が違ったり、見たことのない機械があったりと、新しい発見がたくさんで楽しいことばかりなので、自然と「楽しい!」という言葉が出てきます。自分のやりたいことをして、楽しく過ごすことができて最高です。


 秋作の収穫が始まり、同じ品目でも春とは味が違ったり、新しい品種だったりとまだまだたくさんの楽しいことが私を待っています。できる限りのことを吸収し、今シーズン残りわずか。全力で走り抜きたいと思います。

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