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【2023年8月号】「不思議なのらくら農場」




↑ 担当作物のナス


東京の農業法人で4年間働いていたサリーこと浅利直人です!代表著書の「野菜も人も畑で育つ」を読み、多品目栽培で良い野菜を大量に作る組織をなんとも不思議に思い、いくら考えてもそれができる理由が思いつきませんでした。そこで、「頭で考えるより、身体で学びたい。現場に行こう!」そして今年の5月にのらくらにやってきました。


今回のお話は、私のような疑問を持つ方に向けて話そうと考えています。とっておきの内部リークです。(笑)


一般的に農業は、できる限り少ない種類の野菜に絞り、効率を高めた経営を目指します。のらくらは、この経営の王道に対して別の道を模索し、走り続けてきた組織のようです。


まだ冒頭の疑問に対する明確な答えはありません。

ですが、この辺りが怪しいのではないかということを3点お話したいと思います。


1. チームで、一人で、考える

朝礼で入社3ヶ月目の新人が「今日は3人でトマトの収穫に行って、灌水も同時にやろうと思います!」このように、収穫必要人数の連絡や収穫量の予測、細かな収穫上の注意点等を3ヶ月目の新人が周りに共有しています。これが日常です。

不思議なことですよね?私は不思議だと思います。「これってベテランの技じゃん!」と突っ込みたくなります。これは、チームの力と個人の力の掛け算をしているから起きていることではないでしょうか。のらくらでは、複数の野菜を5人程度のチームで担当する仕組みになっています。チームにはベテランと新人が所属します。新人は基本を教わりながら、徐々にその学びを活かして自分の力で考える。もしベクトルがずれてしまったときは、ベテランが手を添えるように修正する。この「手を添える」部分がとても重要なんですが、ここは実際に体験しないと分からない部分です。ベテランが手を添えてくれるんです。添えるだけでねじ曲げたりしない。この塩梅が素敵です。


2. みんなバラバラ

集まっているスタッフは全員目指しているところが違います。農業を志す人もいれば、お豆腐屋さんになりたい人、人の心を癒す方法を探している人もいます。それぞれ、モチベーションも欲求も違いますが、育っていく野菜に対して素直に向き合います。新人スタッフの女性は「この職場は人の目を気にしなくていい。ただ農業に向かっていけばいい。」全員が清々しいほど農業に向き合っています。


3. 農業しよう

PDCAサイクルはよく聞きますね。「計画して、実行して、チェックして、改善しよう」というものです。PPAPを覚えていますか?ペンパイナッポーアッポーペンのことです。

PP(計画ばかりを)A(改善して)P(もう一度計画)になってしまうことありますよね。のらくらはDDDDです。誇張し過ぎましたが、のらくらではDに軸足を置き、野菜ファーストで動く。その姿勢がPCAのクオリティも押し上げている感覚があります。「農業しよう」が今年のテーマです。


この情報は現場でしか分かり得ませんでした。のらくらに来て良かった。この感謝はDとして還元します。今回はのらくらの不思議な部分をできる限り言語化することに努めましたが、身体感覚的な部分が多く、大切な部分が伝えられていないような気がします。でもこれで、内部リークで萩原さんに咎められることもなさそうです。

さらに深いところまで身体で学んでいこうと考えています。もしかしたら、内部リーク第二弾があるかもしれません。(笑)


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