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【2023年6月号】「俺はおっぱいを作っている」



どうもこんにちは。のらくら4年目、今年度も絶好調たかしです。私は、常時動いていないと死んでしまうマグロのような特徴を持った32歳成人男性なので、今年の冬はマグロみたいに泳げるようになりたいと思って水泳にチャレンジ。週に1回、初心者教室に通っております。1カ月で1種目。月が替われば次の種目みたいな感じで4泳法を練習していて、最初の背泳ぎでは溺れかけましたが、健気に通っているおかげで、マグロレベルは程遠いですが、滝登りするサクラマスくらいには泳げるようになってきました。何事も継続は力ですね。本当に。


さて、つかみはこのくらいにして。

表題の件ですが、今春、めでたく第一子を迎えることが出来まして、そこで奥さんが初めての母乳をあげている光景を目にして『うわ!これが母乳か!体から栄養物質出てきてる。すげーな! ところで、これってどないして作られてるんや?まぁ、おっかさんの体から出てきてるんやから、おっかさんが食べてるもんから出来てんのかな?ん?いや待てよ!?という事はつまり俺はおっぱいを作ってるんや!!』 という訳なんです。

 

よく、『食べてるものから体は作られる』という言葉を耳にしますが、自分自身おかげさまで頑丈な体をしており、今までこのワードが響くことはなかったのですが、今回、神秘的な光景を目にして『食べてるもんから体作られてるやん!』と衝撃を受けました。もちろん母乳に関しては体質的なことや生活環境など様々な要因が絡み合っていると思うのですが、食べてるもの(自分たちが作っている野菜)がその一翼を担っていることは間違いないなと実感しました。


のらくら農場では、毎年畑の土を科学的に分析し、そのデータをもとに作る作物に対して、どのような成分の肥料をどのくらいまけばいいかを各野菜、各畑ごとに『設計』します。この『施肥設計』に今年は携わらせて頂きました。自分が設計した畑から採れた野菜が、人々の体を作っているという思考を備えると、単純に畑作業が楽しい!とはまた別の、濃厚なやりがいを感じます。


私が農場に来て1年目の時に、紀行さんが『農業は尊い仕事だよ』と仰っていました。当時はピンとこなかったけど、『人の体を作っている。おっぱい作っている。そのおっぱいで、赤ちゃんが育っている』新たな視点をもった今、その言葉の意味の一端を感じた気がしています。何か自分の中で点と点が少し繋がったような、今までとは別のやりがいを見出したような、兎にも角にも非常におめでたい春でした。


P.S

このつぶやきが発行される頃にはバリバリに復帰していますが、マンパワーがものを言う多品目農家であるにも関わらず、夫婦揃っての育休取得に心よく送り出してくれた代表夫妻、農場のみんなに感謝です。


妹尾 岳


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