​2018

 

​2021

 
 

12月号

​心躍るところが私の居場所

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東京から信州に移住して3回目の冬を迎える、ゆうこです。

20年近く東京で働いてきて、このあたりで一度立ち止まって人生の先行きを考えてみよう、この先どんな生活をしたいのか、何を大切にしたいのかなどと思い、心赴くままに直感を信じて、縁あった信州に来ました。

信州に来てからは仕事で農家さんへ取材へ行き、休日は家庭菜園で土に触れる日々でした。農作業経験が全くない私を地域の皆さんは、とても親切に教えてくださいました。作業を手伝わせていただいたことで、よりたくさん会話ができて、お茶請けの漬物や煮物などお茶飲みの時間を共有することで親しくなり、帰り際に「また来てねー!」の言葉で私の居場所を作ってもらった気がします。今でもふらっと立ち寄らせていただけることが有り難いです。

ニンニクやモロッコインゲン、とうもろこし、いちご、かぼちゃ、にんじんの収穫、加工場で作るぶどうジュースやトマトケチャップ、豆腐や味噌、野沢菜漬け、そして米作りといった様々な農作業や食文化に触れると、心が躍るのが わかりました(笑)。そういう経験が農場で働こうと思う気持ちを後押ししてくれたんだと思います。 そして、上田市にあるNABOという本屋でのらくら農場の本に出会ったのがきっかけで、今年の6月から12月までの期間雇用スタッフとして勤めています。

「農業業界という枠ではなく、カルチャーつまり文化圏で自分の道を選んでいた。この中に、のらくら農場がたまたまあった。」スタッフ募集をする際、農業をしたい人に囚われていたと紀行さんが書かれていて、集まってくるスタッフはクリエイティブな何かと農業、例えばアートと農業が同列。その感覚わかる、のらくらで働きたい!と思ったのです。確かに、ほとんどが非農家出身。小分けの作業をしながら、好きな映画や音楽、絵本、服の話を同僚が共感してくれるなんて、意外でした。

働き始めて、最初は野菜の小分け作業にドキドキの毎日、、、先輩の丁寧で正確かつスピードの速さに圧倒されながら、遅れないように見様見真似がやっとでした。 特に葉物(春菊や小松菜など)を担当することが多く、農場のいくつかの畑に分散して植えているため、生育が異なります。毎朝同じ葉物でも、申し送りを聞き逃さずに作業に入っています。さらに、多品目栽培ののらくら農場では、次から次へと野菜の収穫と小分けに「初めまして!」があります。そのため、野菜の特色や収穫と小分けの注意点を聞いて、先輩に習って少しずつ覚えていったのです。最近では、「小松菜足りないので、獲ってきます!」とダッシュで坂道を登ってしまうほど、体が自然と動いてしまっています。

出勤時、車で農場への道を走らせていると、今日はどんな野菜を収穫するのだろう、どんな作業が待ち受けているのか、ワクワクしてきます。特に思い出深いのが8月のかぼちゃ収穫。スタッフ総出で畑で宝探しのようにかぼちゃを見つけて、軽トラいっぱいに積んだかぼちゃ。急カーブでコロンと落ちたのを見て、降りて拾ったものです。9月のじゃがいも収穫。紀行さんがポテトニッカーという機械でじゃがいもをゴロゴロ掘り出して、大中小に分けてコンテナへ入れていきます。今季の作業で一番待ち遠しくて、「今日じゃがいも行きますか?」と聞くほどに。念願叶って、じゃがいも畑へ行けた時は、「ゆうこさん、じゃがいも行けてよかったね!」と言われるほど、好きさが爆発していたんだと思います(笑)。11月のにんじんも。今季はにんじんが豊作!にんじん畑に入ると、プーンとにんじんの香りに包まれ、さらに泥を落とすため水洗いにかけると、きれいなオレンジ色になり、さらにいい匂いがします。

収穫に向かう軽トラで風に吹かれ、初秋の気配を感じたり、荷台で収穫したたくさんの野菜たちと乗っていると、まるで野菜が仲間のような気分になります。だからこそ、小分けし梱包する作業に愛着を持って、旅立つ野菜たちを見送るのです。あっという間に月日は過ぎ去ってしまいました。12月で私の今季の作業はおしまいです。また来年、農場のみなさん・農場猫のジジとシロちゃん、畑の作物や佐久穂の景色に再会できることを心待ちに、長い信州の冬を過ごそうと思います。

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11月号

愛おしいが集まるところ

こんにちは。はじめまして。まずは、すこしわたしの自己紹介を。以前の仕事は、心と身体の健康をケアするメディカルハーブ、という部門のお仕事をしていました。今も、身体ケアのためにハーブを飲み続けています。マルベリーは、甘いものが好きなわたしにとって、糖質のケアをしてくれるハーブ。そして美肌のケアにもよいです。ハイビスカスは、毎日身体を動かす仕事なので、肉体疲労のケアに欠かせません。そして、2年ほど前から、ぬいぐるみを作ったり、絵をかいては展示会をしたり、東京のセレクトショップ(吉祥寺にある とじこみ と言う名前のお店さんです。)に置いていただいたり、細々とですがアート活動もしています。のらくら農場には今年の7~12月のシーズンスタッフとしてやってきました。

はじめて農業をやってみた感想は、自然の中にいるのは楽しいけれど、私が生涯、やり続けたいことではないのかもしれない! はじまりがそうなら、早々にやる気がなくなったのかな、と心配になるかもしれません。でも、それとはうらはらに、日に日に、やる気や責任の気持ちは高まっていて、3か月経った頃には「変わったね!」と周りからほめられました。この言葉をもらった時、とても嬉しかったです。どうしてこの言葉をもらえたのかな、と自分で考えてみました。

農場のみんなとは、仕事、遊び、暮らし と共にする時間がとても長いです。そんな中で、いろんな面をみます。仕事のみんな 農業に対して、プロフェッショナルな姿勢や、農業をとっても心から楽しんでいる、キラキラした姿。遊ぶ時のみんな 存分におちゃらけたり と、仕事とはまたほんのすこし違った、楽しげな姿。暮らしのみんな 気を許した、でもお互いを思い合っているような姿。全力で働き、全力で遊び、やさしく暮らす。

その、すこし違った姿で楽しむみんなは、本当にかっこよく、たくさんの面をみているからこそ、わたしはみんなのことが日に日に増して、好きになっているのだと思います。わたしのこの気持ちと仕事に対する責任感が比例しているように思います。仕事をする時に考えていること。それは農業が大好きなメンバーが、日々野菜の成長に追われる中で、どれだけサポートに回れるか、負担を減らせるか、大好きな人たちを悲しませるようなマイナスになるようなことは絶対にしたくない、ということを考えています。

自分の行動の前に、みんなの動きをよく見てから、動くようになりました。少し、視野が広がったのだと思います。例えば、重いものを持っている人がいたら、その人の腰が痛くならないように、自分もコンテナ運びや荷物運びに参加すること、とか。野菜の小分け作業の時に、目の前にいる人の作業中のコンテナの中の野菜が空になったときに、次の新しいコンテナを手渡すこと、など。相手の次の行動の、手助けになるように先回りをすること。とても小さなことだけれど、少しでも助けになっていれば嬉しいなと思っています。

自分が、大好きだ!と思える人のために何かをすることはとても幸せだなと思います。なので、わたしはここでの仕事が大好きです。そして、責任感は人のためでないと、うまれないのかなと、自分の中で腑に落ちる新しい発見をしたような気がします。

そしてメインのお野菜たち。今回は、何が入っていたのでしょうか?カボチャ。グリルで焼いてすこし塩をかけるだけ、 甘くてお菓子みたいでびっくり仰天!カブ、甘くって、生で食べても美味しいなんて!びっくり仰天!春菊のサラダ!?初めて食べた春菊の香りがとってもやみつきになります!本当に美味しくって、美味しい美味しいと、7月からずっと言い続けている、のらくら野菜たち。

ハーブも好きですが、スパイスも大好きです。なので、スパイスと野菜の甘味が美味しいレシピをご紹介します。クミンとお野菜と昆布とお塩の炊き込みご飯です。ジーラライスといって、クミンとバターとお野菜の炊き込みご飯がインドにはあるようで、それをバターではなく、昆布とお塩に変えて、日本よりにしたもの。お野菜はカボチャでもじゃがいもでも、にんじんでも、カブでも構いません。クミンの種がつぶつぶして、楽しくて美味しいです。

楽しくお料理して、楽しく食べていただき、しあわせを感じていただけると幸いです。

ここは愛おしいが集まるところ。のらくら農場にきて、人として、まだまだだけれど、ほんのすこしは成長できて、感謝の気持ちでいっぱいです。お付き合いいただき、ありがとうございました。(カエ)

 
 
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10月号

射程距離

9月が終わり、ようやく夏が終わったと感じます。今年は天候に恵まれました。今年の新人さんもみな穏やかで、よく働いてくれています。夏の炎天下や雨の中の収穫、そして力仕事と大変な仕事ですが、「体きつくない?」と声をかけると、「大丈夫です!楽しいです!」と言ってくれる、若い人達は爽やかですね。

私の方はと言えば、50歳まであと1年半。野菜が入った20キロあるコンテナやダンボールを今もなんとか運べますが、最近は膝が痛くなる時があります。汗)就農当時から、50歳には引退しようと密に目標を立てていました。夫や息子たちからは「早くない??」と言われていますが、それも人それぞれ。こんなにたくさんスタッフが増えるとは思ってもみなかったですが、私の仕事も徐々にスタッフに渡していく準備を進めています。

今年は、次男も進学して家を離れ、私たち夫婦と中学生の娘の3人での生活になりました。3人目の子育てはだいぶ甘くなってしまっている気がします。お風呂掃除は小学生の頃からやってもらっていますが、それ以上の家事を頼もうとすると、「私はお風呂掃除やったよ!」とか「お小遣いもらえるの?」と聞いてきます。彼女は、仕事は最低限で済ませたいんですね。私は彼女に「家の仕事は自分の為にやることでもあるのに、何故お小遣いをあげなきゃいけないの?料理はまだそれほどできなくても、作ってもらったんなら食器の片づけをやるのは当然のことなんだよ。」と伝えています。何もできない赤ちゃんではないのですから。

ふと考えてみると、仕事も似たようなものです。与えられた範囲を超えて、自主的に自分にできることをやろうとする人は、職場で欠かせない頼りになる人になっていきます。担当以外の仕事にもよく気づいてくれる、仕事の射程距離が長い人です。

7年ほど前、地主さんから畑地を買ってくれないかと頼まれて購入した時、土地の登記を自分で行いました。普通は行政書士に頼むのですが、当時調べてみると諸経費含め10万円以上かかる場合があると書かれていてビックリ!それなら自分でやるしかない!と始めたのですが、土地の名義が亡くなったおじいさんのままになっていて、まずはその変更手続きが必要だったり、素人なので法務局に何回も通うことになったりで、思った以上に大変でした。友人に「色々大変だよ~」と愚痴をこぼすと、「よくやるね~私だったらそんなこと頼まれたとしても、とにかく‟わからない“って言って断るよ。」と。友人がサラリと言った言葉に私はあっけにとられて(わからないって出来ない理由になるのかなぁ…わからないって便利な言葉だな)と思いました。「わからない」と言うのと「出来ない」と言うのと、結局は同じような意味なのかもしれません。出来ないことって大概わからないことが多い。勉強にしても、家事にしても、仕事にしても。「わからないです」と言ったら「まずは基礎が大事。これはね・・・」とイチから丁寧に教えてくれるのは、学生のうちだけかもしれません。先生ってありがたいですね。

最初は何がわからないかさえ分からないこともあります。それでも自主的に知ろうとすれば質問が出てくる。理解しようと調べてみれば、相談する内容の質も上がります。「教えてもらってないから、わかりません!」という地点にずっといるのか、若いうちに射程距離を伸ばしていこうとするのか…。

そう考えると、学校での苦手な教科の勉強も、娘が面倒くさいという家事も、社会に出る前のいい練習です。「若いうちというのは意外にも早く通り過ぎてしまうのだよ」と言っても、思春期とゲーム真最中の娘には、きっと馬耳東風ですね。汗(幸代)

「何度もすみません!」

軽トラの荷台から赤松の林をぼーっと眺めていると運転席から女性の声がした。

大量のズッキーニを積んだ軽トラはかなりの重量で、坂道ということも相まってエンストを起こしたのだ。

「畑のつぶやきは何を書こうか」と考えていた私にとっては何度エンストしたとしても無問題。そんな私も3ヶ月前にのらくら農場デビューし、初日に車輪を側溝に落とすという華々しいデビューを飾った。農道は車2台がギリギリにすれ違えるぐらいの狭い道と側溝が多い。対向車とのすれ違いだけを意識しすぎるともう一方のタイヤが側溝に突っ込むことになる。対向車が来たら、落ち着いて左右の状況を確認して進むに限るのだがそれができなかった。私は農道の運転に慣れていないこともさることながら、農作業にいたっては初心者である。つまるところ私が農場に来た時点でできる作業は少なかった。農場では日々様々な業務があるのでやりながら覚えていくことになるのだが、野菜によって違う収穫方法や野菜を出荷できる状態に整える調整方法、運送用の段ボールに詰めるときのルールなど覚えないといけないことはたくさんある。そこには今までどんなことをやってきたとか、どんな肩書きを持っているとかはほとんど関係ない。私で言う、3年前までプリンターの営業をやっていましたとか、この前まで演劇をやっていましたとか。そういったものが今の私を作ったことには間違いないが、畑を前にするとほんのちっぽけなものだと感じざるを得ない。「お前は今そこで何ができるのか?」と畑から常に問われているような気になる。

 

自然という大きすぎる相手には人間が勝手に決めた"これまでのルール”とか通用するわけもなく、自然の気まぐれな無茶振りにどれだけ応えられるのかという人間の対応力が求められているのかもしれない。出荷の基準だって収穫量や野菜の出来によって都度変わる。例えば今年8月の記録的大雨は野菜にも大きな影響を与えた。私の担当させてもらっているズッキーニだってこれでもかというぐらい収穫量が落ちたので、出荷量を確保するために出荷基準を少し変更した 。それでも出荷しなければならない量を確保できず、泣く泣くお店へ欠品の連絡を入れてもらった。

在庫管理でいうとプリンターの営業をしていた頃の感覚が少しは役立っているような気がする。私は3年前までは家電量販店に営業をしていた。年末商戦期、数限られた自社在庫をいかに売れる店舗に振り分けられるかというのも売上を最大化するためのポイントで、担当営業は昨年の同じ時期の売上台数や当年度の売上台数をもとに年末に何台在庫を入れて欲しいのか本部に申請する。本部担当者を納得させることができれば希望台数が店舗に振り分けられるので、「今15台この店舗に在庫があって、今週末は最低100台売れるはずだからあと100台入れてください!」みたいな会話をしょっちゅうしていた。その甲斐あってか在庫管理の感覚はなんとなくわかってはいたような気がする。ただ、プリンターと野菜は勝手が違う。プリンターはよっぽどなことがない限り言った通りの台数が営業の努力によって入ってくるのだが、野菜は気候などの要因で収穫量が断然変わってくるのでまあ難しい。人間の力だけではどうにもならないことが多々あるのが野菜だ。

そういったイレギュラーが起こった場合、これまでのことは一旦置いておいて、 "じゃあ次どうするか?” という問いの答えを出さなければ前に進まない。農場では次から次へとイレギュラーが発生する。その都度これまでの経験や知恵を踏まえた上で考えながら解決していくのだが、こういったことが私にとって農業が面白いと思うポイントかもしれないと今は感じている。完璧なんて絶対ないし、良い時もあればそうでない時もある。自然に合わせて人間が変化しながら対応する。ああ、まるで人生、、、なんて妄想しているうちにいつの間にか軽トラはアラスカの畑に到着していた。

「ピーマンの追肥でーす!円陣組みましょう」とたくやんさんがいつもの笑顔で迎えてくれた。

さあここで私は何ができるのか。美味しい野菜を届けるために今自分にできることを考えながらやっていこう。

 

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9月号

今そこで何ができるのか

 

8月号

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大学を卒業してからこれまで十数年間、東京でサラリーマンとして働いてきた。

就活時、自分のやりたい事は分からなかったが、一人ひとりが自分の仕事・事業・会社について主体者として楽しそうに語り思い切り働いていると感じた会社に、この人達と一緒に働いて成長したい!と思い入社を

決めた。素敵な仲間、お客様、ありがたい機会などに恵まれたおかげで、大変なことも勿論沢山あったものの、その中でもとても楽しく働かせてもらってきた。

任せてもらった範囲の少し先くらいを意識しながら目の前のことにがむしゃらに向き合ってきた一方で、

徐々にこのままの延長線上で良いのか?今後の人生で何を還元できるようになりたいのか?

という疑問が湧いてきたのが、30代になった頃。それでも、任せてもらっている仕事のやりがいや、成長できそうという感覚などから、その疑問を脇に追いやりながら、数年間走り続けてきた。

 

そんな中コロナ禍で在宅勤務となり、通勤を理由に住んでいた東京から地元の神奈川に引っ越し、休日に家族と過ごす時間が増え、これまで会議続きであまり食べられていなかった昼食をリモート会議中につまむようになったことで規則正しい食事を取り戻し…等、環境が色々変化する中で、これまで脇に追いやっていた疑問に向き合うことに。

もともと感覚的な人間にも関わらず、働き始めてからは合理/非合理で物事を考えることが多くなっていた。

そのため改めて原点回帰をし、思いっきり感覚に頼った判断をしようと、

・幼い頃、農家だった祖父母を見て「農業って尊い、いつか何等かのカタチで関わりたい」と思っていたこと

・食を中心に据えた生活への転換による体/気持ちの変化で改めて実感した「人間は食べ物で出来ている」ということ

こんな感覚を頼りに、「農」の世界に飛び込むことに。

 

前述のような経緯で、5月中旬からのらくら農場で期間スタッフとしてジョインさせてもらった秋山(アッキー)です。ここからは、2ヶ月半ほど働いている中で感じている農場のことを書かせて頂きます。

■スタッフについて

まさにダイバーシティそのもの。

ただ単に年齢・性別・これまでの経験など様々な人がいるということではなく、皆が一人ひとりを真に受け入れ、それぞれの得手不得手や志向を踏まえて、皆でいい仕事をして美味しい野菜をお客様に届けるにはどうしたら良いか?を考え行動している集団だと感じます。一人ひとりから学ぶことがとても多く、刺激をもらっています。

農場のことをざっくばらんに伝えた上で働きたいという人を基本受け入れるという姿勢にも関わらず、その中でもこのようなチーム運営ができているのは、今いるスタッフはもちろん、代表はじめこれまで農場で働いてきたスタッフの皆さんが作り上げてきた「のらくら農場から醸し出される雰囲気」(所謂ブランディングなのでしょうが、この言葉の方がしっくりきます)によるものが、とても大きいのだろうなと思います。これまでを積み上げてきた仲間のおかげで、のらくら農場に吸い寄せられた仲間が集まり、一緒に働けていることに感謝ですし、私自身も次に向けて積み上げていく一員としてプラスに寄与できるようにしたいな、と思います。

■野菜について

調味料ではなく、野菜そのものの味を楽しむ野菜。

果物のように甘くみずみずしく滑らかで生でいくらでも食べられてしまう蕪、炒めてから味噌汁にすると驚くほどの旨味・甘味が出てくる長葱、グリルして塩をふって食べると滑らかな触感・旨味がみずみずしさと共にジュワっと広がるズッキーニ、さらっと炒めるとシャキッとした触感とほんのりとした甘味を楽しめる丸さやインゲン…。挙げればきりがないですが、農場で働かせてもらうようになってから多くの新たな美味しさの発見をしています。改めて、これまで作って食べていた料理の多くは、調味料の味だったのだな…、と。野菜そのものの味、調味料の味に負けず相乗効果が生まれる味を楽しむことができる野菜を、これから一緒に作っていきたいと思います。

 

こんなことを思いつつ農場の仕事に向かいながら、タイトルの問い「これからの人生、何に時間を使っていくのか…?」の現時点での答えを見出し、その答えに向き合っていこうと思います。

そしてまたその先、再度この思考サイクルを繰り返すタイミングが来るのだろうな…。

 

7月号

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  期間スタッフ三年目のゆうです。農場ではスナップえんどう、丸さやいんげん、秋作育苗担当をさせてもらい、冬季は酒蔵で酒造りに励んでおります。

  好きな言葉に醸す(かもす)という言葉があります。

    一つ目の意味は穀類を麹(こうじ)にし、水を加えて、酒・醬油(しょうゆ)などを作る。醸造する。

    二つ目の意味は雰囲気などを作り出す。

  前者はもう僕が冬季メインでやっている酒造りそのものです。

 のらくら農場はいい雰囲気が醸されています。上下関係はなく一年目のスタッフも意見しやすく活気溢れた働きやすい雰囲気が整っています。のらくらの最近のテーマに「ご機嫌でいこう!」って素晴らしいテーマがあります。それらを一人一人が意識しているからこそ成りたっています。特にたくやん(農場長)から醸されている、謙虚でいい意味で威張らない雰囲気が素晴らしく良いです。相談しやすく、頼りやすい。はっきりと目で見えるわけではないけど、ミスをきちんと報告できる雰囲気が確かにそこにあります。人から発せられる雰囲気はスタッフが変わればガラッと変わります。伝染もします。今年過去最高のスナップ収穫の対応に追われ自分自身からピリピリの雰囲気が醸されている気がするので、みんながご機嫌でいるために気をつけねばと想ったりもします。僕ものらくら三年目でかなりのらくらに醸された実感があります。先日、自分の古民家でのらくらスタッフ、いそベジ農場さんスタッフ、佐久穂のハーブ園のレティーファームのスタッフさん含めての勉強会が開催されました。そういう場所の提供なども、一年目ではまずしなかった事がのらくらに醸され、醸し合い成長させられた気がします。のらくら農場、野菜以外にもいい人財を育てている気がしてならないです。

  農場のとある日の朝。タクヤンが廃棄した玉ねぎから微かに発するガス臭に気づきました。それは、わざとつけられている都市ガスやプロパンガスの匂いと同じ成分(メルカプタン)。補足すると1000分の1程度の微量なものでも、くさいと人が感知できるようです。人間の嗅覚能力も捨てたものではないです。日本酒業界的にはびん香、ひなた臭とか言われ、酒が日光に当たった時にでてしまう場合があります。

りにおいて重要です。収穫タイミング、灌水の程度、太陽熱養生処理のマルチをはるタイミング、誘引のタイミング、追肥タイミング、他にも病気や害虫、鹿さんタヌキさんで作物がやられたりするので日々対応におわれます。資材が使いたい時にない!などとならないようにスタッフ間で指摘しあいます。二年目では畑の土の水分量など意識しなかったことも三年目では意識するようにもなりました。

  酒の造りの方は、上槽(じょうそう)(搾るタイミング)や天候、品温、水分量、醪の状態に応じて対応を変えたりします。お米の状態で発酵の進み具合も変わるのでそれを意識したり。サーマルタンクの温度を変えたり。麹や酛(モト)の温度管理など盛りだくさんです。

  日本酒の作業行程はたくさんありますが、酛(モト)酒母作りが変化に気付きやすく楽しいです。酛タンクに麹(こうじ)や酵母、防菌材として乳酸、蒸米を添加し、添加した直後は水の少ないお粥みたいな状態だったのに、夕方に荒櫂(あらがい)するときには、麹菌の麹が作り出す酵素のお陰でトロトロに。酵素凄いって実感する瞬間でもあります。

  酵素について補足するとαアミラーゼ君とグルコアミラーゼ君が長い鎖状のデンプンを小さく分断し、グルコアミラーゼがそれをさらに細かくします。これらの働きで、デンプンをグルコース(ぶどう糖)とマルトース(麦芽糖)に分解することができ酵母はそれらを食べながら、アルコールや香気成分を発生させていきます。これを同時にやるので、日本酒のアルコール発酵は並行複発酵とか言われます。ワインはすでに糖があるので単発酵とよばれ、ビールは麦芽を一回麦汁(糖)に変えてからアルコール発酵させるので単行複発酵とか言われます。さすがに添加した1日目では酵母から醸す匂いは出ませんが、3日目あたりからほのかに醸されます。発酵が進むと酒母からはぷくぷくのホットケーキを焼いた時の様な気泡(二酸化炭素)が出てきます。その酒母の働きをニヤニヤしながら俯瞰で観察するのが楽しいです。

  ズッキーニも爆発的に収穫が始まり、ピーマン、とまと、なす、玉ねぎなどの夏野菜の収穫も始まりました。待ってました!って感じでおります。そんな農場に醸されている香りも、各食卓で食べたり定期セットを開けた時に感じられるものを提供出来たらって思います。今後ともよろしくお願い申し上げます。(ゆう)

醸す(かもす)

 

6月号

突然ですが皆さんの得意な『感覚』は何ですか?

 

人間は視覚・嗅覚・聴覚・触覚・味覚を組み合わせる事で様々な事象や物事を知覚していますが、どうやら人それぞれに得意な『感覚』があるそうです。人間以外の動物は顕著ですよね、犬は鼻、フクロウは目といったように。

 

そこで、昨日の晩御飯は?と聞かれて何を思い浮かべますか?

彩り豊かなサラダですか?

カレーのスパイスの香りですか?

ふわふわ食感のショートケーキですか?

真っ先に思い浮かぶイメージが、もしかしたらあなたの得意な『感覚』かもしれません。

 

農作業は『五感』への刺激のオンパレードです。暖かかったり、柔らかかったり、いい匂いがしたり、風の音がしたり。そこで今回は様々な感覚への刺激を提供してくれる、のらくら農場の四季の様子を簡単に紹介したいと思います。

 

【春】 嬉しいぽかぽか太陽。にょきにょき芽吹きだす新芽たち。寒々しかった茶色の森が日に日にみずみずしく、艶やかな緑色に。鳥たちが歌いだせば、田んぼガエルのアンサーソング。 シャキシャキの春菊にジューシーな蕪。フレッシュなレタスに、もりもり食べちゃう三つ葉!葉ねぎ!

 

畑作りに育苗・定植、初収穫に初出荷。夏のメンバーも合流し一気に賑やかになります!

 

【夏】 つやつやのグリーンケールにキラキラの朝露。キュウリの上ではテントウムシがにらめっこ。じゃがいものピンクの花が畑一面を覆い、マルサヤインゲンの葉っぱが緑のトンネルを作る。ズッキーニの黄色い花がミツバチを誘い、ナスの紫の花が蝶を呼ぶ。一層深く濃くなった森の緑が、黄金の小麦畑を際立たせる。

 

 じりじり太陽が肌を焼こうが、ザーザー降りのにわか雨に降られようが野菜たちは待ってくれません。ずんずん、もりもり大きくなります。ビシバシ収穫してガンガン出荷です!

 

【秋】 佐久穂の夏は短い。お盆を過ぎれば、秋の空気の味。影の侵略が、太陽の傾きを知らせる。木々の葉が枯れ、冷たい北風が落ち葉をさらっていく。賑やかだった地上は寂しくなるが、根菜類のむくむく太る音が、地面の下では聞こえそうだ。

 

食欲の秋ですが、人参、大根、長芋、白菜、重量級選手たち相手の収穫作業のおかげで、全くもってジムいらずです!

 

【冬】朝晩の冷え込みがぐっと強くなる、野菜たちは凍らないように、養分をぎゅっと蓄える。甘くなる。人間たちは脂肪をぎゅっと蓄える。まるくなる。 畑を歩けばザクザクという感触が冷え切った足に伝わり、霜柱に気付く。いよいよ収穫も終わりを迎える頃には八ヶ岳もすっかり雪化粧。やがて大地は凍りついていく。

 

佐久穂の冬は寒いです。湖も用水路も、車に置き忘れたコーヒーも凍ります!僕たちは凍らないように、みんなで温かい賄いを食べます。ゆらめく薪ストーブの炎を見ながら。          

 

日本の春夏秋冬はとびきり美しいですね。毎日畑に出ていると四季のありがたみを、より近くに、リアルに感じます。野菜セットでは旬の野菜をお届けしていますが、季節の移ろいに合わせて野菜が変わっていきます。楽しみですね。僕も楽しみです!最盛期に向けて日に日に慌ただしく賑やかになっていきますが、段ボールの箱を開けたときに、旨味・栄養価は勿論、農場の四季の風景も思い浮かぶような、畑の香りもするような、五感まで刺激できるような野菜を作っていきたいと思います。

 

申し遅れました。はじめまして。三重県出身たかしです。

シーズンスタッフを経て、今年から正規スタッフとして頑張っております。

ちょっとばかり真面目な文章になってしまったので、最後に小ボケを。

僕の得意な感覚は『方向感覚』です。

五感ちゃうやん。

どうぞ宜しくお願い致します。

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季節の移ろい

 

2月号

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 2月3日に、本が無事発売となりました。実物が届いたときは、正直ピンとこなくて、後からジワジワきた感じです。まわりの方が感想を伝えてくださって、「本書いたんだなあ」と実感が湧いてきました。いまのところAmazonの農業書ランキング1位だそうです。すぐに陥落すると思いますので、今だけ(笑)。よく考えたら、文章を書くというのは、この「畑のつぶやき」を就農当初から書いてきて、それが助走になったのかなと思います。月一回、文章を書くというのは、自分が考えていることの棚卸しをするような感じで、自分で書いてみて、「中身スッカスカじゃん。」と途方に暮れたりするのに良い機会でした。
 スタッフが増え、「畑のつぶやき」も持ち回りにしてみました。文章が苦手で、というスタッフにも、無理矢理にはさせませんが書いてもらうこともあります。後からじわりと経験値になったりするものなので、次回〇〇さん、書いてみる?と振ったあとの「え~、どうしよう~。」という反応には、半分聞いて、半分聞かないというスタンスできました。ごめんよ。でも、きっと何かの力になっているはず。

一番のベテランなんでもできるタツさんが卒業しまして、同じ佐久穂町に就農しました。長野県白馬村の出身なのですが、就農地はここに。農業のリアルをずっと体感してきた彼なので、晴天率や物流網などの現実的な事を考え、決断しました。最後の一年は、独立する、やっぱりやめとく、でかなりゆらぎましたが、最後は「やってみなって」と背中を押してみました。自分は経営者向きではないと冷静に自己判断しているのは見事です。あとは「向いているという方向に自分を寄せていく」しかありません。タツさんに伝えたのは、経営者というポジションは背骨矯正ベルトみたいなもので、「うわ、今日休みて~」とか「つらいことがあって機嫌よくいられない」とか「売上イマイチだな~」とかあっても、矯正ベルトが働いて、「おっはよ~!」と朝元気に挨拶できるものです。そういう意味で、楽なポジションでもあります。今のタツさんに矯正ベルトが備わったら強いだろうと思ったのでした。

 5年いてくれたマッキー、3年いてくれたユキルが卒業。マッキーはもともと3年で自立と言っていたのですが、3年経って、「全然習得できていないので5年いさせてください。」ということで、見事5年ですべてを習得しました。おまけにユキルと結婚して、エネルギー満タン状態で、宮崎で就農です。ユキルは、なんたって小分けのエースです。野菜の小分け作業が好きという、非常にありがたい特性をもっていました。仕事はめちゃくちゃ早いし、「圧なしの指示」ができる。という訳でエースクラス3人が抜けます。
 着実に次の人材が力をつけているので心配はしておりません。今年の畑リーダーは、4年目のタクヤンがやってくれるとのこと。のらくら農場史上もっとも「圧のないリーダー」です。誰にとっても話し掛けやすい人というスペシャルな人柄です。彼の人徳がまわりを動かします。まわりのメンバーがタクヤンの強力なフォロワーとして彼を支える決意があります。こういうの、いい感じ。そうそう、タクヤンと出荷担当のミオさんが結婚です。同時に農場内で二組結婚というめでたい状況。うれしいなあ、こんな日が来るなんて。続けてきてよかった。
 多品目有機栽培なんて無理だと随分言われてきましたが、続けて続けて、更に続けていくと、その先に別の状況が生まれることを実感しております。

 話が変わるのですが、ある日、僕が今寝ている枕元に、娘が脱いだ靴下を置きっぱなしにしておりました。「まったく。明日注意しないと。」と思いつつ、疲れてそのまま寝てしまいました。翌日、前日の靴下の上に、今日の靴下が重ねて置かれておりました。ここで、僕は「ちょっと面白い」と思ってしまいました。翌日、かなり期待して枕元を見てみたら、3足目が重なっていました。娘よ、でかした!「靴下が鏡餅みたいじゃないか!」と娘に注意するのを忘れて、娘とゲラゲラ笑ってしまいました。いけないことも突き抜けると芸になる。文章も、農業も、いけないことも続けてみると芸になるのかな。違うか。(笑) 代表

 

続けてみた先に

1月号

ONION & UNION

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ん~~~ん ♪♯☆ 思わずその喜びが声に出る。

目は優しく閉じて、鼻の穴は心なしか広がって、唇は優しく瞑って口角が上がり、まるで心が喜んでいるかのように頭は左右にゆっくりと揺れる。この感嘆を文字に表すと『ん』から始まる気がする。アイウエオの50音の最後の音。そしてこの文字から始まる言葉は他になく、それだけ特別な至福の音、そして至福の感嘆。その特別な音を毎度出すくらい私にはたまらなく好きな瞬間があった。それはあるものの箱詰めの瞬間。思わずその箱に頭を入れて息を深く吸ってしまうほど浸っていたくなる。一言で言い表してしまうのが勿体ないのだが、優しいコンソメの香りがするのだ。この香りは、台所からくるのではなくて、作業場から、それも段ボールの中からしてくるのだ。しかも、まだ調理もしていないのに。その瞬間を至福にしてくれるのは玉ねぎ

去年の玉ねぎはどうやら苦戦したらしい。私は通常を知らないので何がどう大変だったかを後々知ることになるのだが、去年の玉ねぎは董立ち(トウダチ)してしまったのだ。玉ねぎの中心部分に固い芯が出来てしまい出荷できないものとなってしまうことらしい。

 あれは農場の短い夏の7月、畑にはちびっこが刀として遊ぶには十分な硬さの塔がそびえ立ち、背丈より少し短いこの塔の先に玉ねぎの丸く白いかわいい花が咲いていた。花が咲いた畑は広大なので、それはそれで圧巻の一言。なんならこの時、私は、これまで見たことのない背の高いお花畑を目の前に、綺麗だなぁなんてのん気なことを思っていた。

 季節が変わり少し肌寒くなってきた10月、玉ねぎの苗を植えた。植えると一言で書いたがこの作業は実に地味極まりなく、さらに果てしのない作業であり、この苗を手で一本一本植えて、実に13万本も植える。ふと顔を上げるとこんなにも進んだのか。と嬉しくもなるが、まだ先もそれ以上に長かったり笑 気の遠くなる作業だったが、なぜか私はとても好きな作業だった。左手で苗をほどき右手でテンポよく挿していく。

とにかく夢中にさせてくれていた。私はこのうち何本できたのかは知らないがとにかくその時を満喫していた。

 ふと、植えながら考えた。ついこの間8月に収穫したばかりなのに、もう植えているの!?と。そう、この地域では丸々1年の月日をかけて玉ねぎを育てているらしいのだ。10月に植えているのは来年のための玉ねぎ。こんな大変な作業を経て機械にも頼らず、いや頼れず、手で1本一本植えていく。。。。。そして思ったこの夏のことを。董立ちしてしまった玉ねぎたち。あぁこれは1年前に手がけてくれていたもの。。。。。あんな姿になってしまってさぞかしみんなは唇を噛んだことに違いない。そんなことに想いを馳せる。

やはり経験しなければ何も得られない。

その背景にはこんな苦労があったとはこれまで考えることもなかった。玉ねぎをはじめとする野菜はいつでもスーパーにあるものとして認識していたのも事実。手に取れる状態になるまでのストーリに想いを馳せる事で人に優しく、自然に優しくなって、素直になれて感謝も生まれいくようにも感じられた。

 私はこれまで日本は元より世界の多くの地でいろんなことを経験してきた。製薬会社勤務、薬剤師、これらの仕事を通じて体もそうだけど心が健康でない人の多さに驚いてしまった。その頃からの私のテーマが『心の底から健康』になり、それを探すべく導かれるかのようにインドでヨガに出会い、ベジタリアンの食生活を経験し、食事の大切さに改めて気づかされて、マクロビを習い、料理の楽しさに気づき、アメリカ、カナダでヨガの宿泊施設のメインシェフをさせてもらったりしてきた。全ては心の底からの健康はどういったものなのか、そしてそれに近づくための経験だったように思う。

 至福の時間をくれる玉ねぎの語源を調べたらラテン語で『union』の意。結合、集結、結び。玉ねぎは1枚1枚の皮の集合体であるので納得の言葉。 ヨガも語源を辿ると『結ぐ』という意味。ここでも2つが結ばれて嬉しく思った。

意識を呼吸と結ぶことも、マインドと心を結ぶことも、農作業を通じて自然との距離がぐっと縮み自然と結びついたことも、1年がかりの日々の作業のお陰また自然のお陰で玉ねぎは実を結ぶことも、ここでの個性的なスタッフ達との結びつきも、私たちは一人ではなく全てが結ばれ、繋がっているのだなと強く感じられた半年となりました。

今日もどこかで『ん~ん ♪』という至福の感嘆を発し、心を穏やかに美味しい毎日を過ごして、皆さんの心の底からの健康を願いたい。そしていつの日かこの経験が何かの形で実を結ぶ日がきたら嬉しく思う。(アユミ)